一級建築士 受験体験記②(学科試験を”実質”一発合格した勉強法?)

一級建築士試験

先日のブログでも書いた通り、TACに通い始めて本格的な勉強がスタートしました。

TACでは毎週日曜日に講義があり、
講義の最後にミニテストを実施して、終わり次第すぐに帰宅するという感じでした。

居残り勉強をやった記憶はありません。
というか、TACが入っているビルが閉まるからという理由でむしら帰らされました(笑)

TACの学科本科生コースは
「計画」→「環境」→「法規」→「構造」→「施工」の順番で5月中旬くらいまでで一通り講義を終え、
その後「模試」→「学科直前演習ゼミ」→「最終の模試」という流れだったと思います。

この「学科直前演習ゼミ」がすごくよかったな~という印象です。
独学の方もこの講座だけ受けるのも全然ありだと個人的には思います。

ちなみに僕が学科試験に合格した時の成績は
計画 14/20
環境 13/20
法規 21/30
構造 23/30
施工 17/25
合計 88/125 (合格基準点87/125)

我ながらなかなかの滑り込みセーフです。
あまり自慢できる点数ではありませんが、満点だろうがギリギリだろうが同じ合格です。
前年は記念受験だったので、”実質”一発合格!です(笑)

そんな僕の勉強方法を書いていきたいと思います。

後述しますが、今思えば間違った勉強方法だったと反省しています。

僕の勉強方法

僕の勉強方法はいたってシンプルです。
質より量」タイプでした。

・電車に乗ってる間はTACが出している一問一答アプリ
・過去問(7年分を5周はやりました)
・よく理解できないところはWEB講義を聞き直す
・それでも理解できなければその分野は割り切って捨てる
TAC建築士講師室ブログにある井澤式 建築士試験 比較暗記法を見まくる
・建築実例を1つも覚えない(←覚えられなかった泣)
・法規は試験前3週間ほど毎日10問を30分で解く練習

こんな感じでとにかく量をこなして自己満足を得ていたと思います。

そして迎えた試験直前の模試の結果は…

117/125!!!

あれ?前述の学科試験と随分結果が違うのでは…?

そうなんです。
質より量を重視した勉強に落ち度があることを学科試験本番まで気が付くことができませんでした。

何がいけなかったのか?

ギリギリで合格したとは言え、僕の勉強方法には明らかに失敗がありました。

それは、問題集の解説をしっかり読まず、設問の本質を理解できていなかった点です。

とにかく一問一答アプリや問題集をこなしていた僕は、
その問題自体を無意識に覚えてしまい、考えることなく正解を見つけ出すようになっていました。

つまり、問題を見た瞬間に「〇番が正解!」と答えるようになってしまっており、
まったく意味のない勉強を繰り返していたことになります。

では、なぜTACの試験直前の模試では高得点が取れたのか?といいますと、
この模試がほぼ過去問から作られていたからです。

こんな僕が学科試験本番で高得点が取れるわけもなく、
むしろよく88点も取れたな…という印象でした。
正直勘で答えた問題がたまたまよく当たったとしか言いようがないくらい打ちのめされました。

まとめ

これから試験を迎える受験生の皆様は
しっかりと問題1つ1つの解説を読み込み、どんな設問が来ても答えられるように準備してほしいです。

あと3週間ほど、頑張ってほしいです!

この試験は頭の良し悪しではありません。根性です!

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